100人に1人の割合で発症するといわれる統合失調症、「こころの風邪」と例えられることもあるうつ病、不眠症やお酒にまつわる問題、そして認知症など、私たちのまわりには多くの精神科で扱う病気が潜んでいます。精神疾患の患者数は近年、増加傾向にあり、患者調査では410万人を超えています。精神疾患は自分や家族、友人など誰にでも起こりうることであり、早期発見・早期治療がその後の回復に大きな影響を与えるといわれております。当院はそれらすべての精神神経疾患を対象に丁寧な診療と本人やご家族の意見を尊重した治療を心がけております。CT、内視鏡、エコーといった設備も整えており、入院治療から外来治療まで良質な精神医療を提供します。
いつもできていたことができなくなった、眠れない、食欲が湧かないといった状態が続くなど、
「ちょっと気になる」サインを感じたら、早めに受診してください。
ただこれはあくまでも目安で、この症状がないと受診できないということではありません。
「気づく」ことが心の治療における大切な第一歩です。
感じ方は人それぞれで同じことであっても気になる方もいれば、あまり気にならない方もいます。
誰かに話を聞いてもらうことで気持ちが楽になることにつながる場合もあると思うので、
「こんなことで受診してもいいのか」と躊躇してしまうような悩みであっても、
ご自身が少しでもつらいと感じている時には気にせずご相談ください。
●精神科・神経精神科・老年精神科 | ・統合失調症 ・統合失調症型障害及び妄想性障害・ 気分障害(うつ病、躁うつ病)・神経症 ・認知症(血管性、アルツハイマー型) ・不眠症 ・ストレス関連障害及び身体表現性障害 ・心理的発達の障害 ・てんかん ・脳血管障害後遺症 ・アルコール依存症 ・ギャンブル依存症 |
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●心療内科 | ・心身症(不眠、食欲不振、頭痛) ・摂食障害(過食症、拒食症) ・不安障害 ・過敏性腸症候群 ・パニック障害 ・自律神経症 |
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●内科 | ・脳血管障害後遺症 ・高血圧症 ・生活習慣病(糖尿病など) | |
●皮膚科(河野名島病院) | ●歯科・歯科口腔外科(河野病院) | ・当院の歯科では河野病院グループの入院患者さん、デイケア利用の患者さん、一般の患者さんを対象に歯科治療を行っております。 患者さまの中には、精神症状の影響により飲み込みにくさがあってもその異変を自ら他者に対して表現することが困難な方や、 セルフケアの能力が低下することで口腔の清潔が保持できなくなり、口腔環境の悪化が予測される方がおられます。ご自身での口腔清掃(ブラッシング等)が困難な時の直接的なかかわりだけでなく、精神症状の変化や向精神薬の副作用による口腔乾燥、誤嚥や窒息といった重篤な摂食嚥下障害等の予防といった点からのアプローチも必要です。 当院の歯科では緊張・ストレスが高まらないように、会話を楽しみながらの治療を心がけております。 精神科や心療内科外来の受診時と合わせて、歯科診療をご予約いただくことも可能です。虫歯や歯周病の定期チェックだけでも行いますので、ご遠慮なく受付の方にお申し出ください。 |
その他、病名にこだわらず、
何かお困りのことがございましたら
いつでもご相談ください。